お知らせ
2016 / 12 / 01 12:10
★グッぼるトレーニング - コンディショニングはゾーン管理で

コンディショニングはゾーン管理で
- 緊張・興奮レベルが必要以上に低いとプレーに集中することができなかったり、諦めの感情が芽生えたり、投げやりになったりと、マイナスのパフォーマンスにつながってしまいます。
- 緊張・興奮レベルが「ゾーン」状態にあると集中力が最も高まりベストなパフォーマンスへと導かれます。
- 緊張・興奮レベルが高すぎると、焦りや力みが生じて身体が硬直したり、頭の中が真っ白になり、自分をコントロールできなくなります。
ベストパフォーマンスを引き出せる状態「ゾーン」を保つには
「ゾーン」を保つためにはメンタルトレーニングが有効です。メンタルトレーニングの方法は3つ。
- 目標を設定する
- イメージトレーニング
- メンタル日誌をつける
・身体のコンディション(朝の目覚め・熟睡度/起床時の疲労回復度/体調/食事など)
・練習状況(練習強度/練習への意欲/技術的調子など)
などと共に、メンタルコンディションを記録し、状況を振り返りながら自分がどんな精神状態だったかを振り返るためのデータにするというもの。メンタルの大きな波動が認識できるようになり、メンタルコンディションのピークを本番当日に調整するために活用できます。
メンタルと睡眠は密接に結びついている
「メンタル日誌」で記録する身体のコンディションの中で、「朝の目覚め」や「熟睡度」、「起床時の疲労回復度」などの項目が挙がっているように、睡眠と「ゾーン」はとても深い関係のよう。2011年に発表されたスタンフォード大学の研究では、バスケットボール部の選手に5~7週間、通常より約80分~110分ほど長い1日10時間睡眠を推奨したところ、フリースローの成功率や、ダッシュ走の記録などが上がったそう。さらに、やる気や集中力は向上し、緊張感や倦怠感といったネガティブな要素は下がる結果になったとのこと。パフォーマンスだけでなく、メンタルにも睡眠が深く関係していることがわかります。この発表以降、アスリートにとって睡眠はトレーニングと同様に大切なものと捉えられるようになりました。